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「理解するのは難しい」イラク代表、ゴール直後に退場の理由は?主審の判断に米メディアは困惑【アジアカップ2023】

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サッカーAFCアジアカップカタール2023(アジア杯) 最新ニュース

ヨルダン代表に敗れたイラク代表
【写真:Getty Images】



イラク代表、挑発行為で退場?


 AFCアジアカップカタール2023・決勝トーナメント1回戦が行われ、イラク代表はヨルダン代表と対戦し2-3の敗戦を喫した。この試合でイラク代表FWアイメン・フセインが退場処分を受けたことについて物議を醸している。米メディア『ESPN』は理解するのは難しいとの見解を示した。


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 アジアカップ初戦のインドネシア戦で1ゴール、日本戦で2ゴール、ベトナム戦で1ゴール決めていたフセインは、この日も好調だった。前半アディショナルタイムに失点したイラク代表だったが、68分にサード・ナティクがゴールを決めて同点に追いつく。そして、76分にはフセインが右足で強烈なシュートを放ち、逆転ゴールを決めた。しかし、ゴールパフォーマンスをした直後に2枚目のイエローカードを提示され、フセインが退場処分を受けている。一人少なくなったイラク代表は、後半アディショナルタイムに2失点を喫して、2-3で敗れた。

 同メディアはタイトルに「祝賀会の真似をしたレッドカードでヨルダンの劇的な反撃とイラクの敗退につながり、アジアカップで論争が巻き起こる」とつけ、フセインが退場に至った経緯を分析。まず、ヨルダン代表のヤザン・アル・ナイマットは、先制点を決めた直後のゴールパフォーマンスで、数人のチームメイトと一緒にあぐらをかきながら、手で食事をする演出を見せていた。そして、フセインも得点直後に同じゴールパフォーマンスを見せている。

 ただし、同メディアは「フセインはユニフォームを脱がず、彼はフィールドの中で相手選手が視界に入らない位置にいた。それがスポーツマンらしくない行為だと理解するのは難しい。したがって、アリレザ・ファガニー主審が退場を言い渡した時、フセインとイラク代表のンバーが信じられないという表情を浮かべたのも理解できる。ヨルダン代表の誰もが、フセインの祝賀会の真似事に特に気分を害しなかったことにも注意しなければならない。ファガニー主審は2018年と2022年のFIFAワールドカップを含む20年以上の経験を持ち、アジア最高の審判の一人として広く認められている評判の高い審判員である。これが解釈の問題から生じていることを考えると議論の余地があり、それが論争が起こっている理由だ」と報じた。

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【了】

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