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アジアサッカー連盟が取材禁止処分を決定。一部記者の「手に負えない攻撃的な行為を強く非難」【アジアカップ2023】

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サッカーAFCアジアカップカタール2023(アジア杯) 最新ニュース

ヨルダン代表に敗れたイラク代表

【写真:Getty Images】



アジアサッカー連盟が取材禁止処分を決定


 アジアサッカー連盟(AFC)は30日、公式サイトに掲載した声明で、AFCアジアカップカタール2023におけるジャーナリストの振舞いを非難している。AFCが問題とする行動は、29日に行われた同大会のラウンド16、イラク代表対ヨルダン代表の試合後の記者会見で起きたとしている。


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 AFCは記者会見後に起きたことについて「手に負えないような攻撃的な行為を強く非難し、そのような行為を一切容認しない姿勢を取る」と表明。「責任者についてはAFCアジアカップカタール2023だけでなく、今後のAFC主催大会の取材をも禁止するという処分を下した」ことを明らかにした。この決定は「倫理基準を遵守する責任を伴う権利であり、基準に違反したものへの処分」としており、「ジャーナリストがプロ意識と相互理解を持ってアジアサッカーを取材するという重要な仕事に従事できる環境が保たれることを強く望む」と述べている。

 イラク代表対ヨルダン代表の一戦は、後半アディショナルタイムにヨルダン代表が2点を奪って逆転勝利を収めた。敗れたイラク代表は勝ち越しゴールを決めたアイマン・フサインがゴールパフォーマンス直後に2枚目のイエローカードをもらい退場処分を受けた。10人となったイラク代表はリードを守り切ることができずにベスト8進出の道を絶たれている。

 この判定の是非については議論の余地があるものとなったが、AFCは「個々の審判のパフォーマンスについてはコメントしていない」としつつ、「審判、選手、役員、およびすべての関係者へのあらゆる脅迫、いやがらせ、個人情報の開示等を強く非難する」と述べている。判定が正しかったのかという議論は今回の処分とは別の問題であり、あくまで試合後の記者会見における一部ジャーナリストの行動に対する非難と処分であるという。

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【了】

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