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いよいよヤバイ…。欧州で大苦戦する日本人選手6人。日本代表の主軸、期待の若手も将来が危うい?

シリーズ:欧州で苦戦する日本人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:本間至恩(クラブ・ブルージュ/クラブNXT)

クラブ・ブルージュMF本間至恩
【写真:Getty Images】


生年月日:2000年8月9日
23/24リーグ戦成績:1試合0得点0アシスト/20試合2得点6アシスト

 本間至恩の評価は難しい。今季もクラブ・ブルージュのセカンドチームにあたるクラブNXTで20試合2得点6アシストと数字に残る活躍を披露している。しかし、この成績とは裏腹にトップチームにはほとんど絡めておらず、公式戦では4試合、リーグ戦に限定すると1試合の出場に留まっている。ベンチ入りの機会もほぼない。

 10代の頃からアルビレックス新潟の中心選手としてプレーしていた本間は、2022/23シーズンにクラブ・ブルージュへと完全移籍。シーズン終盤からトップチームの試合に帯同し、最終戦で1得点1アシストと数字に残る活躍を披露したことから2年目の躍進が期待されていた。

 セカンドチームで結果を残していることはポジティブな点だが、8月に24歳となるため本間は若手とは言えないだろう。実際に10代の選手を中心として構成されているクラブNXTでは最年長であり、中にはジェシ・ダ・シウバのような15歳の選手もいる。一方でトップチームに目を向けると、チーム得点王のイゴール・チアゴや本間と同じポジションのライバルであるアントニオ・ヌサは年下の選手たちだ。契約も2025年夏までであり、このままトップチームに絡めないのであれば、今夏にも新天地を求めることが現実味を帯びてくる。

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【了】

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