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絶対に呼ぶべき!? サッカー日本代表に推薦したい選手6人。欧州、Jリーグで結果を残す男たち

シリーズ:日本代表に推薦したい選手 text by 編集部 photo by Getty Images

DF:角田涼太朗(つのだ・りょうたろう)

コルトレイクに所属する角田涼太朗
【写真:Getty Images】


生年月日:1999年6月27日
所属クラブ:コルトレイク(ベルギー)
23/24リーグ戦成績:8試合0得点1アシスト

 横浜F・マリノスで成長した角田涼太朗は、昨年3月に日本代表に初選出されるも、怪我で無念の辞退となったため、まだサムライブルーのユニフォームに袖を通していない。ただ、そこから1年が経ち、再びそのチャンスが訪れたとしても不思議ではないだろう。

 角田は今冬にマリノスからカーディフ・シティに移籍し、それと同時にベルギーのコルトレイクに期限付きで加入した。第22節のルーヴェン戦で欧州デビューを果たすと、その試合で地上戦、空中戦ともに勝率100%を叩き出す圧巻のパフォーマンスを披露。これで完全に信頼を勝ち取ったか、以降はフル出場を続けている。チームは依然として最下位と苦しい状況だが、角田への評価は高い。

 守備能力の高さもさることながら、目を見張るのがやはりビルドアップ能力の高さだ。角田と同じくカーディフからコルトレイクに期限付き移籍しているFWアイザック・デイビスは『Wales Online』でのインタビューで「彼は万能だよ。後ろからパスを出すクオリティーを持っているから、彼とはよく話している。僕たちはいい関係を築いているし、アイコンタクトを取りながら、彼は常に前方へのパスをうかがっている。彼はボールを持つのが本当に上手で、チャレンジを恐れない、良い選手だよ」と角田を絶賛。「彼は常に前を向いているし、守備を破るためのパスを出せる」と付け加え、カーディフが重要な契約を結んだと実感しているようだ。

 3月シリーズでは負傷から回復したばかりの冨安健洋がメンバー入りできない可能性が高く、AFCアジアカップカタール2023でほぼ出番がなかった渡辺剛や谷口彰悟もどうなるかわからない。欧州で変わらず質の高さを証明する角田が入り込む余地は十分にありそうだ。

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