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フォーカス 2か月前

北朝鮮戦も要注意!? サッカー日本代表が受けた史上最悪のラフプレー5選。肘打ち、飛び蹴り…。危なすぎる行為

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

日本代表対韓国代表


【写真:Getty Images】


開催日:2021年3月25日(国際親善試合)
試合結果:3-0(日本勝利)
ラフプレー概要:冨安健洋への肘打ち

 新型コロナウイルスが猛威を振るう中で行われた2021年3月の日韓戦。試合自体は決して荒れたわけではなかったが、事件は起きてしまった。

 日本代表の2点リードで迎えた68分、南野拓実がファウルし、主審が笛を吹いたとほぼ同時に、ボールとは関係のないところで冨安健洋がピッチに倒れた。この時、冨安の前にいたイ・ドンジュンが何を思ったか左腕を振り上げ、背後にいた冨安の顔面に肘打ちを見舞ったのである。これを受けた日本代表DFはしばらく立ち上がることができず、口内から出血しただけでなく、歯を折ってしまった。

 先述した通り、ボールとは関係のないところで起きたラフプレーであり、またこの時は親善試合でVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が導入されていなかったため、イ・ドンジュンはお咎めなしに終わった。もしOFR(オン・フィールド・レビュー)でこの行為が確認されていれば、韓国代表FWは退場を命じられていただろう。

 この試合後、日本国内のみならず、韓国のメディアも「恥ずべき行為」としてイ・ドンジュンに批判の声を浴びせていた。しかし、被害者である冨安は自身のSNSで「相手選手からの肘打ちの件ですが試合中には起こり得ることで、彼が故意的にやった事ではないと信じています。もうすでに謝罪のメッセージも受け取っていますし、大きな問題にならない事を願っています!」と大人の対応を見せた。

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