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未来のスター!? 欧州下部組織でプレーする日本の逸材10人。サッカー日本代表候補たち

シリーズ:欧州下部組織でプレーする日本の逸材 text by 編集部 photo by Getty Images

DF:髙橋仁胡(たかはし・にこ)

バルセロナDF髙橋仁胡
【写真:Getty Images】


生年月日:2005年8月17日
所属クラブ:バルセロナU-19(スペイン)

 世界的名門クラブであるFCバルセロナでプレーする髙橋仁胡は、将来のサッカー日本代表を背負って立つ存在となるかもしれない。アルゼンチン人の父と日本人の母の間に生まれ、スペインで育った髙橋は、2019年からバルセロナの育成組織に加入し、同クラブのU-19チームまで着実にステップアップしてきた。

 髙橋は創造性豊かなプレーで攻撃を活性化することに長けた左サイドバックだ。足元の技術が高く、精度の高い左足から繰り出されるパスやクロスが武器となっている。また、守備においても強度の高いプレーを見せる。

 日本、アルゼンチン、スペインの3ヶ国の代表選手としてプレーする資格を有している髙橋は日本代表としてプレーする選択をした。2023年に行われたAFC U-20アジアカップとFIFA U-20ワールドカップには当時17歳ながら飛び級で招集され、主力としてプレーしている。

 今季の髙橋は負傷の影響もあってバルセロナU-19であまり試合に絡むことができていないが、英紙選出の「世界サッカー界最高の若き才能60人」に名を連ねた彼のポテンシャルは間違いない。このままBチーム、トップチームへとステップアップしてもらいたいところだ。

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