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パリ五輪世代最強は誰だ! 23歳以下のサッカー選手市場価値ランキング1〜10位。トップに立った怪物は?

シリーズ:世界市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

9位:ペドリ(バルセロナ/スペイン代表)

バルセロナMFペドリ
【写真:Getty Images】


生年月日:2002年11月25日
市場価値:8000万ユーロ(約112億円)
23/24リーグ戦成績:17試合2ゴール2アシスト

「ネクスト・イニエスタ」の呼び声高いペドリは、弱冠18歳でバルセロナ中盤のレギュラーをつかみ取った、まさしく「神童」である。

 ラス・パルマスのカンテラでプレーしていた16歳のペドリは、19/20シーズン開幕戦のスタメンに抜擢された。この年はクラブ最年少ゴールを記録するなど、スペイン2部リーグながら36試合4ゴール7アシストの好成績をマーク。バルサはこの才能をいち早く見抜き、2019年にペドリと契約を締結させた。バルサ加入初年度となる20/21シーズンに37試合3ゴール3アシストを記録し、バルサのパスサッカーの中でも一際目立つ存在となった。

 ペドリのプレーはまるでベテランMFのようだ。瞬時に最適解を導き出す状況判断能力や、それを遂行する技術の高さはクラブのレジェンドであるアンドレス・イニエスタを彷彿とさせ、現地メディアもペドリにイニエスタの影を重ねている。

 21/22シーズンからの3シーズンは、度重なるハムストリングの負傷で何度も長期離脱を余儀なくされている。その影響か、一時1億ユーロ(約140億円)を叩き出した市場価値は8000万ユーロ(約112億円)まで減少。今シーズンも3度戦線を離脱しており、フルシーズン完走することが当面の課題と言えるだろう。

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