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今年夏に、パリ・オリンピック（パリ五輪）が開催される。出場可能なのは2001年1月1日以降に生まれた選手（OAを除く）となるが、世界を見回した時に、その対象となる選手には誰がいるのだろうか。今回は23歳以下限定の市場価値ランキングを紹介する。（成績は4月15日時点。市場価値、成績は『transfermarkt』参照）

3位：フロリアン・ヴィルツ（レバークーゼン／ドイツ代表）

生年月日：2003年5月3日
市場価値：1億1000万ユーロ（約154億円）
23/24リーグ戦成績：29試合11ゴール10アシスト

　3位にはレバークーゼンのフロリアン・ヴィルツがランクインした。。今季クラブ創設以来初のブンデスリーガ制覇を達成したレバークーゼンにとって、ヴィルツは無くてはならない存在となっている。

　レバークーゼンのユースからトップチームに昇格したヴィルツは2020年、17歳15日でプロ初出場を記録した。これはクラブ史上最年少記録である。それから約半月後のバイエルン・ミュンヘン戦ではブンデスリーガ史上最年少となるプロ初ゴールも決めた。21/22シーズンには持ち前のチャンスメイク能力やドリブル能力に磨きがかかり、24試合の出場ながら7ゴール10アシストをマークした。

　その後、膝の前十字靭帯を断裂する大けがに見舞われたが、見事に復活。今季も優勝が懸かった第29節ブレーメン戦でハットトリックの大暴れを見せ、今年の好調さを象徴するような活躍を見せつけた。

　そんなドイツの風雲児の市場価値は現在1億1000万ユーロ（約154億円）まで膨れ上がっている。英紙『Daily Star』によるとマンチェスター・シティやリバプールなどのビッグクラブから熱視線を注がれているようで、この市場価値は今後も上昇し続けるだろう。