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日本代表 6か月前

優勝の立役者は!? サッカーU-23日本代表、U-23ウズベキスタン戦全選手パフォーマンス査定。最高評価は何人?

シリーズ:日本代表パフォーマンス査定 text by 編集部 photo by 2024 Asian Football Confederation(AFC)

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サッカーU-23日本代表MF藤田譲瑠チマ
【写真:2024 Asian Football Confederation(AFC)】


藤田譲瑠チマ(背番号8)
U-23ウズベキスタン代表戦:フル出場
評価:A

 決勝まで無失点で切り抜けてきたU-23ウズベキスタン代表の守備はさすがだった。強度の高いプレスと球際の強さを前に、日本の選手はミスを連発している。しかし、このキャプテンだけはその影響を受けず、広い視野と卓越した技術を武器に攻撃のリズムを幾度となく創出。守備でも効果的な働きを続けていた。決勝でも輝いた男の大会MVPは納得のいく評価だ。

荒木遼太郎(背番号13)
U-23ウズベキスタン代表戦:62分 IN
評価:A

 得点が欲しい時間帯に投入され、見事チームに歓喜を呼び込んだ。90+1分、藤田譲瑠チマからのパスをヒール、それもダイレクトで山田楓喜に流し、決勝点をアシスト。相手を欺くアイデアとそれを可能にする技術が完璧に現れた瞬間だった。しかし、GKとの接触の影響で、優勝の瞬間にピッチに立てなかったのは不運。大事に至らないことを祈るばかりだ。

川﨑颯太(背番号6)
U-23ウズベキスタン代表戦:71分 IN
評価:B

 71分から登場。その直後には正確なクロスから山田楓喜の決定機を演出するなど、良いゲームへの入りを見せた。以降はシンプルなプレーを心がけ、しっかりとクリーンシートで締めることに成功した。それだけでも大岩剛監督の期待に応えたと言えるだろう。

松木玖生(背番号17)
U-23ウズベキスタン代表戦:62分 OUT
評価:C

 これまで自慢のフィジカルで相手を圧倒してきた逸材だが、U-23ウズベキスタン代表戦では影を潜めた。相手のタイトな守備を前にボールロストを繰り返してしまい、ライン間でボールを受ける回数も限られるなど、ゴール前における存在感も皆無だった。やや疲れの影響もあったか、いずれにせよ最初の交代でベンチに下がったのは妥当な結果だろう。

山本理仁(背番号7)
U-23ウズベキスタン代表戦:72分 OUT
評価:C

 交代直前の69分、細谷真大からの落としを受けると華麗なターンで相手を外し、そこから前進して最後は平河悠の決定機を演出した。しかし、目立ったのはこのワンシーンくらい。全体的には、他の選手と同じく相手の強度の高い守備に苦労した印象で、簡単にボールを失い、途中からはあまりプレーに絡めなくなっていた。先発起用に応えたとは言い難い。

田中聡(背番号14)
U-23ウズベキスタン代表戦:出場なし
評価:なし

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