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コラム 2年前

「ああ、そうなんですか」サッカー日本代表、中村敬斗は過去など気にしない。三笘を脅かすギラギラ感「自分の色が…」【コラム】

シリーズ:コラム text by 元川悦子 フリーライター photo by Getty Images

中村敬斗は「熱量」をもたらせる人材

「敬斗は俺がクロスを上げる時に絶対(中に)入ってくる。見ないでも『ファーに入ってきてるな』と感じますし、うまくシュートを打てる位置に持っていってあげればいい。そういうのを代表でもうまく出せればいいと思います」と伊東も阿吽の呼吸が生まれていることを強調。それをそのまま代表に持ち込めば、得点力もアップしそうだ。

「(スタッド・ランスでは)クロスからの得点や裏抜け、局面を打開するドリブル突破やミドルシュートを決めることもあれば、いろんな得点パターンがある。結局はペナルティエリア内のボックス付近でのゴールがほとんど。そのエリアでボールを受けたら、”自分の色”が出せると思います。

 やっぱりこういう試合は先制点がすごく重要。簡単じゃないのは分かってますけど、ゴールを奪っていい形でゲームを進められたらいいですね」と中村本人もギラギラ感を前面に押し出した。

 猛暑の完全アウェイを制するには、スタメン11人の力だけでは足りない。今回負傷欠場している冨安健洋(アーセナル)が今年1〜2月のアジアカップ(カタール)で敗退した時に口にした「熱量」をもたらせる人材が必ずいなければならない。

 つねにガツガツとゴールに突き進めるこの男はそれができる選手。類まれな決定力で新たな救世主になってほしい。

 奇しくもチームの先輩・伊東純也は前回最終予選でサウジ戦を累積警告で出場停止となった後、一気にブレイクし、最終予選4戦連続ゴールをマーク。全12得点中7ゴールに関与するというエース級の働きを見せた。

 中村もそろそろ成長曲線を一気に引き上げるタイミングが来てもいい頃。鬼門突破の原動力として異彩を放ち、15日のオーストラリア戦では三笘から先発の座を奪う…。そんな華々しいシナリオを現実にする中村敬斗の姿をぜひ見てみたいものである。

(取材・文:元川悦子)
 

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【了】

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