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日本代表 4週間前

「いろいろ考えています」絶好調の田中碧がサッカー日本代表の主力になるために。追い求める3バック時の最適解【コラム】

シリーズ:コラム text by 元川悦子 photo by Getty Images

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サッカー日本代表は15日、FIFAワールドカップ(W杯)26アジア最終予選でインドネシア代表と対戦する。今回も日本代表は3バックを採用する見込みで、ボランチは守田英正と遠藤航の鉄板コンビがスタメンを張ることになりそうだ。しかし、中国戦までの間隔が短いこともあり、クラブで絶好調な田中碧にも出番があるかもしれない。その田中は、前回シリーズの反省を踏まえながら、3バックシステムにおける最適解を自分なりに見つけ出そうとしている。(取材・文:元川悦子【インドネシア】)

田中碧の出番もありそうだ

サッカー日本代表の田中碧
【写真:Getty Images】

 FIFAワールドカップ(W杯)26アジア最終予選の前半戦4試合終了時点で勝ち点10を稼いでいる日本代表。11月シリーズで勝ち点6を稼げれば、2025年3月シリーズでの8大会連続出場権獲得が濃厚となる。

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 その第一関門となるインドネシア戦が15日夜、ジャカルタのゲロラ・ブン・カルノ・スタジアムで行われる。7万8000人収容の巨大スタジアムが超満員に膨れ上がる中でのアウェイゲームとなるが、現地では日本代表歓迎ムードも感じられるだけに、そこまでの逆風は吹かないだろう。

 ご存じの通り、日本代表は上田綺世と谷口彰悟という攻守のキーマンを欠く状況だが、FWには小川航基が陣取る模様。3バックの方は板倉滉がセンターに回って、右は橋岡大樹が入る形になりそうだ。

 ボランチに目を向けると、10月のオーストラリア戦はキャプテン・遠藤航が体調不良で欠場。守田英正と田中碧のコンビが先発したが、今回は遠藤・守田の鉄板コンビが復活する見通しだ。ただ、守田が12日の練習で別メニュー調整を強いられたうえ、19日の次戦・中国戦までの試合間隔が短いことを考えると、どこかで守田と田中が交代する可能性も少なくない。

 その田中だが、今夏に赴いた新天地・リーズで10月1日のノリッジ戦からボランチとしてスタメンの座を確保。そこから8試合連続フル出場中で、チームも4勝3分1敗と好調な戦いぶりを見せている。順位も自動昇格圏内の2位に迫る3位。「チャンピオンシップでプレーすれば、プレミアリーグに行けるかもしれない」と移籍理由を語っていた本人にしてみれば、まさに理想的な展開になりつつある。

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