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ガッカリ…? サッカー日本代表、アピールに失敗した6人。11月シリーズで目立たなかった男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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 サッカー日本代表は、FIFAワールドカップ(W杯)26・アジア最終予選(3次予選)でインドネシア代表と中国代表に勝利した。3月のバーレーン代表戦に勝利すれば、史上最速でのW杯出場が決まる状況となったが、11月シリーズは不安も残る内容となった。今回はこの2試合で本来の力を発揮できなかった選手をピックアップして紹介する。

DF:橋岡大樹(はしおか・だいき)

橋岡大樹
【写真:Getty Images】

生年月日:1999年5月17日
所属クラブ:ルートン・タウン(イングランド)
インドネシア代表戦:フル出場
中国代表戦:77分 IN

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 冨安健洋、伊藤洋輝、谷口彰悟が不在だった11月シリーズのサッカー日本代表は、DF陣にとってアピールのチャンスだったが、橋岡は評価を下げたと言わざるを得ない。

 橋岡はインドネシア代表戦に右センターバック(CB)として先発出場。森保ジャパンが攻撃的な3バックを採用してから、サイドバックタイプの選手がCBで先発するのは初めてで、守りを固めてくるであろう相手に対し、攻撃の厚みを持たせる選択として期待された。

 しかし、持ち味の身体能力や推進力の高さよりも、ビルドアップ時における質の低さが目立った。日本代表の戦術メカニズムに適応しようと試みる姿勢はみられたが、味方が準備できていない場面でボールを預けたり、不必要にリスクを冒すプレーが散見された。

 守備面でも、連係は急造のディフェンスラインだったため仕方ないとしても、余計なファウルを犯す場面があり、安定感を欠いた。ゴールに近いCBのポジションで起用するにはやや不安があったと言えそうだ。

 ウイングバックで試合終盤に途中出場した中国代表戦は好印象を残していただけに、こちらが本職だということを印象づけた。ただし、ウイングバックには堂安律、伊東純也、菅原由勢といった実力者が多く、この競争を勝ち抜くのも簡単ではない。

 イングランド2部リーグのルートン・タウンに所属する橋岡は、今年夏にふくらはぎを痛めてシーズン開幕に出遅れていた。復帰直後にCBで出場していたが、リーグ戦直近3試合は右ウイングバックで起用されており、クラブでもCBというよりはサイドの選手という評価になりつつあるようだ。

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