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Jリーグ 8か月前

超天才!? J1リーグ最年少出場記録ランキング1〜5位。日本サッカーの歴史を動かした逸材たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

3位:宮吉拓実

宮吉拓実
【写真:Getty Images】

生年月日: 1992年8月7日
J1初出場:2008年9月21日(対ガンバ大阪)
当時の所属クラブ:京都サンガF.C.
当時の年齢:16歳1ヶ月14日

「京都の至宝」と呼ばれていた宮吉拓実が、3位にランクインした。

 中学1年時から京都サンガ.F.C.ユースのFWとして活躍した宮吉は、各年代別の日本選抜に選ばれるほどの才能を持っていた。2007年の日本クラブユースサッカー選手権では、チームを優勝に導いただけでなく、得点王と大会MVPに選ばれた。

 2008年には、当時高校1年生ながら京都のトップチームに登録。同年9月のJ1リーグ第25節・ガンバ大阪戦で、当時J1リーグ史上2番目に若い16歳1ヶ月14日での出場を果たした。その翌年には、天皇杯でプロ初ゴールをマーク(17歳64日)。さらに2010年には、待望のJリーグ初ゴール(17歳7ヶ月27日)を決めている。いずれも、当時の京都における史上最年少記録だった。

 その後、カターレ富山やサンフレッチェ広島など、他クラブへの移籍を挟んでいるとはいえ、計14年も京都で過ごした宮吉。クラブの通算ゴール数ではあの大黒将志を上回る日本人2位、同出場数では全選手の中でトップに立つなど、まさに京都の歴史を語る上で欠かせない存在となった。

 愛する京都を離れた今季からはレノファ山口FCでプレー。悲願のJ1昇格を目指すチームに、自身の経験値を還元しようとしている。

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