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北海道コンサドーレ札幌、今季2度目の2連勝ならず
明治安田J2リーグ第11節、RB大宮アルディージャ対北海道コンサドーレ札幌が25日にNACK5スタジアム大宮で行われた。ホームの大宮は6勝2分2敗の勝点20で2位と好調をキープしている。一方、札幌は開幕4連敗スタートだったが、その後4勝2敗と持ち直してきている状態でこの試合を迎えた。
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大宮は出場停止から復帰のFW杉本健勇やMF泉柊椰、DF市原吏音などが先発出場。札幌は今季初先発となったMF宮澤裕樹やMF近藤友喜、MF田中克幸などがスタメンに名を連ねた。
立ち上がり、両者とも中々シュートまで持ち込むことができず、互いにボールを保持し合う時間帯が続く。札幌は課題としている立ち上がりでの失点に注意を払い、大宮の攻撃の芽を摘み、徐々にチャンスを作っていく。
22分、左サイドバック起用となったMF高嶺朋樹が縦に鋭いパスを入れると、ボールを受けたFWアマドゥ・バカヨコが左足でシュートを放つもゴールの右へそれてしまう。大宮は左サイドの泉を起点に攻撃を仕掛け、札幌ゴールを脅かしていく。32分には、MF小島幹敏がPA手前から左足でシュートを放つが、枠の右に外れる。
中盤以降は大宮がゲームの主導権を握り、立て続けにCKを獲得。大宮のシュートチャンスが増えていくと、40分、PA手前からドリブルで進入したFW藤井一志がシュートを打つが、DF家泉怜依とDF西野奨太のふたりがかりの守備でブロックされてしまう。両者ゴールを奪えないまま、前半を0-0で折り返した。
後半開始からMF木戸柊摩にかわってMF荒野拓馬が、投入されると、上手くボールが回り始めていく。53分、DF髙尾瑠がハーフウェーラインまで突破し、右サイドの近藤へパスを送る。近藤の右クロスにMFスパチョークがシュートを放つも、GK笠原昂史がセーブ。
札幌が決定機を逃すと、今度は大宮にチャンスが訪れる。67分、左サイドからDF下口 稚葉のクロスに反応した藤井がダイレクトでシュート。これがゴール左下に決まり、大宮が均衡を破った。
攻勢を仕掛けたい札幌は、FW白井陽斗が右サイドからクロスをあげ、MF長谷川竜也がダイレクトでシュートを放つも枠の上。ゴールを捉えることができないが、途中出場の2人が決定的なシーンを作り出す。
札幌はその後も大宮ゴールに迫るが、ゴールを割ることができず、大宮がホームで2試合ぶりの白星を挙げた。
【試合結果】
RB大宮アルディージャ 1-0 北海道コンサドーレ札幌
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