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【写真：Getty Images】

横山夢樹の鮮やかな同点弾

　明治安田J2リーグ第11節、レノファ山口FC対FC今治の試合が山口のホーム・維新みらいふスタジアムで行われ、今治が2-1で逆転勝利を収めた。この試合では、今治のMF横山夢樹が、75分にチームに勢いをもたらす同点弾を奪い、逆転勝利に大きく貢献している。

　立ち上がりから両チームともにチャンスは作るもののスコアは動かず。前半は0-0のまま終わるかと思われた中で、山口が39分にFW山本桜大のゴールで先制する。

　追いかける展開となった今治は、75分に横山が試合の流れを大きく変えた。MF弓場堅真からボールを受けると、鋭いカットインで対面したDFを剥がし、ペナルティエリアに侵入。その勢いのままシュートに持ち込んだ。横山の放ったシュートは、大きく弧を描きながら山口のゴールネットを揺らしている。

　絶妙なコントロールショットで、チームに勢いをもたらした。同点に追いついた今治は、89分にMFヴィニシウス・ディニスのヘディングゴールで逆転に成功。2-1で勝利し、勝点20で3位に浮上した。