タイトル：A Question of Honour

アーティスト名：Sarah Brightman
リリース年：1995年
YouTube再生回数：388万回

　クラシカル・クロス・オーバーのパイオニアとしてあまたのヒットを飛ばすサラ・ブライトマンは、日本ではサッカー界のディーバとしても広く知られている。

　2002 FIFAワールドカップ（W杯）・日韓大会から20年以上にわたり、テレビ朝日系列のサッカー中継で「A Question of Honour」が使われている。“サッカー観戦といえばこの曲”と言えるぐらいには、この曲がもたらした影響は大きい。

　直近では3月に行われたFIFAW杯26アジア最終予選（3次予選）、サッカー日本代表対バーレーン代表の試合で同楽曲が使用された。ゲームが始まる前に、埼玉スタジアム2002のピッチを舞台にレーザーショーが行われ、彼女の美声と印象的なストリングスが夜空に響いた。　

　日本における流通を担当するユニバーサル・ミュージック・ジャパンによれば、「過去～現在においても、ビルボード誌ダンス・チャートとクラシック・チャートで同時に1位に輝いたのは、サラ・ブライトマンただ一人である」という。

　まさしくクロス・オーバーなセールスを記録しているが、本作がまさかサッカー界においてこれほど長く愛される楽曲となるとは予想していなかったかもしれない。

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