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【写真：Getty Images】

J2結果速報

　明治安田J2リーグ第15節、RB大宮アルディージャ対ベガルタ仙台の試合が10日に行われた。前節、ジェフユナイテッド市原・千葉との国立決戦を2-1で制した3位の大宮が、直近8試合6勝2分と好調の2位仙台をホーム・NACK5スタジアム大宮に迎えている。

　首位の千葉を追走する2チームの直接対決は、16分にスコアが動く。大宮MF泉柊椰が左サイドをドリブルで持ち上がり、ペナルティエリア内にクロスを送る。ボールを受けたDF下口稚葉がワンタッチで落とすと、MF小島幹敏がダイレクトでシュートを放った。仙台GK林彰洋が見事なセーブを見せるも、FWファビアン・ゴンザレスがこぼれ球に素早く反応して押し込み、大宮が先制する。

　先制点を決めた大宮は、さらに仙台を攻め立てる。31分、泉が左サイドからクロスを入れると、FWカプリーニがペナルティエリア中央から鋭いシュートを放つ。林がセーブしたものの、カプリーニが自ら拾ってゴール前に折り返した。クリアに成功した仙台だったが、MF豊川雄太がこぼれ球を押し込み追加点を決めている。

　2点を追う展開となった仙台は、前半アディショナルタイムに右サイドからDF髙田椋汰がゴール前にいたFW宮崎鴻目がけてクロスを送る。しかし、これは大宮GK笠原昂史にクリアされてしまった。そのまま2-0と、大宮のリードで試合を折り返す。後半立ち上がりには、仙台DF井上詩音が豪快なミドルシュートを放つも、わずかに枠を外れてしまった。

　仙台は何度かチャンスを作るも得点には至らず。すると、再びスコアを動かしたのはホームチームだった。76分、小島が左サイドをドリブルで突破。ペナルティエリアに侵入し、ゴール前にクロスを入れる。ボールを受けたMF谷内田哲平は、冷静にゴール右隅に流し込んだ。

　その後スコアは動かず、大宮が3-0で勝利している。勝利した大宮は2位に浮上し、首位の千葉に2ポイント差と迫った。仙台は3位となり、2位大宮とは2ポイント差、トップとは4ポイント差になっている。

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