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Jリーグ 4週間前

一体なぜ!? J2リーグ、未だ“出場0”の逸材5人。前半戦もそろそろ終わり…。ピッチに立てていないのは?

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明治安田J2リーグは早くも第16節まで終了し、シーズンは中盤戦に突入した。各クラブの力関係が見え始め、勝ち点差も徐々に開きつつあるなかで、いまだ一度もリーグ戦で出場機会を得られていない選手たちがいる。そこで今回は、そんな苦境に立たされているJ2の若き逸材(23歳以下)たちにスポットを当て、その現状を紹介する。

※スタッツはデータサイト『Transfermarkt』を参照。情報は5月20日時点。

MF:本田風智(ほんだ・ふうち)

本田風智
【写真:Getty Images】

生年月日:2001年5月10日(24歳)
所属クラブ:サガン鳥栖

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 サガン鳥栖の新たな「背番号10」は、いまだベールに包まれている。

 現在24歳の本田風智は、非凡なテクニックをもつ万能型ミッドフィルダーだ。左右両足を遜色なく使って中盤からチームに様々な選択肢を提供する。2020年に鳥栖のトップチームへ昇格すると、デビューシーズンはリーグ戦26試合3ゴール1アシストを記録した。

 本田の才能には疑いの余地はない。しかしプロ2年目以降は、「怪我」という最大の難敵に苦しめられ続けている。

 2021シーズンは「右ハムストリング肉離れ」で9月からシーズンアウトに。2022シーズンはリーグ戦24試合に出場して5ゴール2アシストとキャリアハイの成績を残したが、2023シーズンは「左ひざ外側半月板断裂」の大怪我で5月にシーズンアウトとなってしまった。昨季は戦列に復帰できず、7月に鏡視下腱板縫合術による手術を実施したことが発表された。

 今季も、ここまで本田が公式戦でプレーできていない。昨季からエースナンバーである背番号10を着用しているが、負傷離脱によってピッチ上でのお披露目は長い間お預け状態となっている。

 さらに同選手は3月25日に自身のInstagramアカウントの投稿を通して「左膝関節内遊離体(軟骨)の摘出手術」を行ったことを報告。復帰に向けたトレーニング中に左ひざを痛めてしまったという。

 そんな本田は5月の誕生日の投稿で、怪我の回復が順調であると伝え、最後は「いつか美談として話せるように。」と締め括った。若きエースは度重なる怪我とプレッシャーに負けず、力強く前を向いている。

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