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Jリーグ 3週間前

一体なぜ!? J2リーグ、未だ“出場0”の逸材5人。前半戦もそろそろ終わり…。ピッチに立てていないのは?

DF:植田悠太(うえだ・ゆた)

植田悠太
【写真:Getty Images】

生年月日:2004年7月6日(20歳)
所属クラブ:ジェフユナイテッド千葉(期限付き移籍)

 植田悠太はJ2クラブで今季の公式戦出場がない選手の1人だ。

 現在20歳の植田は、2022年に京都サンガF.C.でトップチームデビュー。左サイドバックを主戦場としており、左足のキック精度の高さに定評がある。サイドからチームの攻撃に、長短織り交ぜたパスで厚みをもたらすことができるだけでなく、走力を活かした推進力あふれるドリブルで変化を加えることもできる点が持ち味だ。

 そんな若きサイドバックは昨季、当時J3に属していた大宮アルディージャ(現・RB大宮アルディージャ)に期限付き移籍した。ここでは公式戦10試合に出場したが、開幕から9試合連続で出場したリーグ戦が大部分を占めており、4月中旬からベンチ外となると、それ以降はまったく試合に絡むことができなかった。

 悔しい1年を過ごした植田は、今季からジェフユナイテッド千葉へ期限付き移籍することを決断。しかし、新たな武者修行先でも厳しい状況は続いている。

 チームはここまでリーグ戦16試合を消化しているが、植田に出番は訪れていない。第5節の愛媛FC戦のみベンチ入りしており、昨季に続いて試合に関与できない日々が続いている。

 とはいえ、同選手はまだ20歳。千葉としては「即戦力」としての補強というよりも、期待を込めた期限付き移籍という見方もできる。リーグ首位を走るチームで焦らず、着実に経験を積んでもらいたい。

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