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Jリーグ 7か月前

一体なぜ!? J2リーグ、未だ“出場0”の逸材5人。前半戦もそろそろ終わり…。ピッチに立てていないのは?

MF:梶浦勇輝(かじうら・ゆうき)

梶浦勇輝
【写真:Getty Images】

生年月日:2004年1月2日(21歳)
所属クラブ:FC今治(期限付き移籍)

 さらなるブレイクが期待されていた梶浦勇輝が、新天地でのスタートダッシュに失敗してしまっている。

 現在21歳の梶浦はFC東京のアカデミー出身。2022年にトップチームへ正式に昇格すると、同年は公式戦8試合に出場を果たした。2023~2024年はツエーゲン金沢へ期限付き移籍。成長著しい若きミッドフィルダーにとって、大きな転機となったのが金沢2年目の昨季だ。

 守備的な中盤の選手だった梶浦は、シャドーの位置で起用されるようになると、秘めていた攻撃性能が開花。得点力を存分に発揮し、リーグ戦38試合8ゴール6アシストと素晴らしい成績を残した。

 この1年だけで、データサイト『transfermarkt』による同選手の市場価値は、30万ユーロ(約4800万円)から40万ユーロ(約6400万円)まで上昇している。

“万能型”へと進化を遂げた同選手は、今季からJ2のFC今治へ期限付き移籍。新天地では副キャプテンに就任するなど期待が高まっていたが、加入後いきなり不運なスタートを切っている。

 というのも、梶浦は開幕を控えた2月5日のトレーニング中に負傷したのだ。「右足関節内果骨折」という診断を受け、同月21日にはクラブから手術実施が発表された。この影響で、今季はここまで公式戦出場がない。

 いまのところ全治は明かされていないが、今季終了までに復帰できるかどうかが焦点となるだろう。選手本人としても、今シーズンを棒に振るわけにはいかないという思いがあるはずだ。

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【了】

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