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明治安田Jリーグでは、様々な特徴を持つ選手が活躍している。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化することは極めて困難だが、それを承知の上で、プレースタイルなどを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。今回は、センターバックを本職とするJリーガーの能力値ランキングを紹介する。(選定・文:河治良幸)
1位:マテウス・トゥーレル
【写真:Getty Images】
生年月日:1999年3月10日
所属クラブ:ヴィッセル神戸
能力値:85(攻撃力70、テクニック70、スピード95、パワー90、守備力100)
スペシャリティ(特殊能力):鮮やかなインターセプト
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昨シーズンのベストイレブンに輝いた通りスピード、パワー、テクニックの全てがJリーグ最高水準のセンターバックであり、彼の獅子奮迅の働き抜きに、ヴィッセル神戸のJリーグ2連覇、特に2024シーズンの天皇杯との2冠を語ることはできない。
ロングボールに対する空中戦は無敵で、186cmという上背以上に競り合いとヘディングの強さを発揮して、相手の攻撃を跳ね返す。身体的な強さもさることながら、間合いの入れ方がうまく、相手の攻撃を潰すだけでなく鮮やかにボールを奪取して、味方の攻撃に繋げる。
基本的には「クリーンに激しく」という守備の特長はあるが、ギリギリの局面ではファウルも厭わず止めに行くため、カードをもらってしまうこともある。しかし、そうした個人の対応がなければ、神戸のシーズン失点数はもっと増えていただろう。
攻撃は自陣からチャンスの起点になるミドルパスが多い。セットプレーでもターゲットマンとして重要な役割を果たしており、第2節の名古屋グランパス戦では扇原貴宏のフリーキックを相手ディフェンスに競り勝ちながらヘッドで中に折り返して、大迫勇也のアクロバティックなゴールをアシストした。
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