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明治安田生命Jリーグが開幕して3ヶ月弱が経過した。J1とJ2でそれぞれ最下位に沈む横浜F・マリノスと愛媛FCが監督交代に踏み切るなど、各々の目標に向けて修正の動きを見せている。今回は、日本に縁のある監督経験者の中から、現在フリーの外国人指揮官を5人紹介する。※情報は5月25日時点
ファビオ・ペッキア(イタリア)

【写真:Getty Images】
生年月日:1973年8月24日
最終指導歴:パルマ(2025年2月)
主なタイトル:セリエB(2023/24)
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ファビオ・ペッキアは、ラファエル・ベニテスのアシスタントコーチとしてナポリやレアル・マドリード、ニューカッスル・ユナイテッドで指導に当たったことで知られる。
そんなイタリア人指揮官は2019年に半年間という短い期間だったが、当時J2に所属していたアビスパ福岡の指揮を執っていた。最後は家庭の事情という名目で退任をしたが、その後の活躍は記憶に新しいだろう。
2019/20シーズンに選手時代に所属していたことがあるユベントスのセカンドチームの監督に就任すると、クレモネーゼを経て、2022年夏に当時セリエBに所属していたパルマの指揮官に着任。2年目の2023/24シーズンに優勝を果たし、古豪を4シーズンぶりのセリエA昇格に導いた。
今季は第2節でミランに勝利するなど順調なスタートを切ったと思われたが、その後は勝ち切れない試合が重なってしまい、降格圏に沈んでいた2025年2月に解任。それ以降はフリーが続いており、新たなクラブでの指導を待っているところだ。
イタリアで結果を残したため、今すぐにJリーグのクラブを指揮する可能性は低いが、パルマでは鈴木彩艶、ユベントスU-23時代にはアビスパ福岡時代の教え子である三國ケネディエブスを練習に招くなど、日本人選手を高く評価している。今後のキャリアの中で、再び日本と関わることがあるかもしれない。