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Jリーグ 3週間前

またJリーグに来て! 現在フリーの外国人監督5人。実績は十分。日本に縁のある名将たち

シリーズ:フリーの監督 text by 編集部 photo by Getty Images

ラモン・ディアス(アルゼンチン)

ラモン・ディアス
【写真:Getty Images】

生年月日:1959年8月29日
最終指導歴:コリンチャンス(2025年4月)
主なタイトル:アルゼンチン プリメーラ・ディビシオン(7回)、サウジ・プロフェッショナルリーグ(2回)など

 現役時代に母国アルゼンチンやイタリア・セリエAで活躍したラモン・ディアスは、Jリーグ開幕年の1993年に横浜マリノス(現横浜F・マリノス)に加入。当時33歳とベテランだったが、28ゴールを決めてJ1リーグ初代得点王に輝いた。

 引退後に指導者の道を進んだディアスは、これまで計15のクラブとパラグアイ代表を率いた経歴を持つ。タイトルも数多く獲得しており、自身も選手時代にプレーしたリーベル・プレートでは通算6度のリーグ優勝を果たす。アジアではサウジアラビアとUAE(アラブ首長国連邦)のチームを率いた経験もあり、どのクラブでもタイトル争いを演じた。

 近年はブラジルのチームで結果を残している。2023年はヴァスコ・ダ・ガマを奇跡の大逆転残留に導くと、2024年は降格圏の17位に沈んでいたコリンチャンスを7位まで立て直した。

 なお、2025年4月に成績不振でコリンチャンスの監督を解任となってからはフリーが続いている。

 Jリーグのクラブで指揮を執る可能性はわからないが、日本やAFCチャンピオンズリーグ(ACL)での戦い方を熟知しているのはポジティブな要素。近年低迷したチームを短期間で復活させた実績を引っ提げて来日の可能性もあるのだろうか。

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