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Jリーグ 6か月前

またJリーグに来て! 現在フリーの外国人監督5人。実績は十分。日本に縁のある名将たち

シリーズ:フリーの監督 text by 編集部 photo by Getty Images

ジョルジーニョ(ブラジル)

ジョルジーニョ

【写真:Getty Images】

生年月日:1964年8月17日
最終指導歴:コリチーバ(2024年11月)
主なタイトル:ナビスコカップ(2012年)、タイ・リーグ (2023/24)

 Jリーグの創世記を支えた選手のひとりが、鹿島アントラーズでプレーした元ブラジル代表DFジョルジーニョだ。1994年のFIFAワールドカップ(W杯)アメリカ大会で優勝に貢献した翌年にバイエルン・ミュンヘンから加入すると、2度のリーグ優勝に貢献。1996シーズンにはリーグMVPにも輝いた。

 引退後に指導者キャリアをスタートさせると、2012年に古巣である鹿島アントラーズの監督に就任。クラブ史上初のOB監督として指揮を執り、ナビスコカップ(現・ルヴァンカップ)とスルガ銀行チャンピオンシップの2つのタイトルを獲得したが、J1リーグは11位でのフィニッシュとなり、1年で退任となった。

 それ以降は主に母国ブラジルのクラブを渡り歩いており、フラメンゴやヴァスコ・ダ・ガマ、コリチーバなどで指揮を執っている。

 国外での監督経験は鹿島アントラーズでの1年間と、2014年のUAE(アラブ首長国連邦)のアル・ワスル、2024年のタイのブリーラム・ユナイテッドの計3回。ブリーラムでは首位でチームを引き継ぎ、そのまま無敗でリーグ優勝に導いた。しかし、シーズン終了後に退任しており、わずか2ヶ月足らずでチームを離れた。

 なお、2024年11月に3度目の就任となったコリチーバの監督を解任されてからはフリーの状況が続いている。

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