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かつて日本人選手の海外挑戦は、それ自体が一種のステータスと見なされる側面もあった。しかし、時代は変わり、もはや欧州クラブに所属する“だけ”では高い評価は得られない。今回は、欧州5大リーグでプレーする日本人選手たちの最新年俸をランキング形式で順位ごとに紹介する。※年俸は『Capology』、各スタッツは『transfermarkt』を参照。データは5月6日時点。
4位:南野拓実
【写真:Getty Images】
生年月日:1995年1月16日
推定年俸:391万ユーロ(約6億2560万円)
所属クラブ:モナコ(フランス)
24/25リーグ戦成績:29試合5得点3アシスト
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南野拓実はフランス・リーグアンのモナコで推定391万ユーロ(約6億2560万円)の年俸を受け取り、欧州5大リーグでプレーする日本人選手の年俸ランキングで4位につけた。
南野はセレッソ大阪からヨーロッパに渡り、ザルツブルク、リバプールを経て、2022年夏にモナコへ加入。当初は期待に応えられなかったが、ザルツブルク時代の師であるアドルフ・ヒュッター監督が就任した2年目の2023/24シーズンには、リーグ戦9得点6アシストと輝きを取り戻し、チームの攻撃を牽引した。
懸念点があるとすれば、今季は波のあるシーズンを過ごしていることだ。
リーグ開幕戦で得点を挙げたものの、その後は沈黙が続いた。2月のナント戦で1得点2アシストと復調気配を見せ、以降1カ月は得点に絡む場面が増えたが、サッカー日本代表として出場した3月シリーズで不振に終わり、フランス帰国後は再び得点から遠ざかった。
それでも、第32節サンテティエンヌ戦ではゴールの起点となり、フランスメディア『Maxifoot』では10点満点中「6」の比較的高評価を受けた。
ヒュッター監督は引き続き指揮を執っているが、2年目のインパクトと比べるとやや物足りなさは否めない。年俸391万ユーロはクラブ内トップタイということを踏まえると、残りシーズンでのさらなる奮起が期待される。
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