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Jリーグ 2週間前

横浜F・マリノスはどうなる? Jリーグ、奇跡の残留を決めたクラブ5選。最後までわからない! 絶望から這い上がったのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ヴィッセル神戸(2022シーズン)

残留 ヴィッセル神戸
【写真:Getty Images】

監督:三浦淳寛→リュイス・プラナグマ→ミゲル・アンヘル・ロティーナ→吉田孝行
J1最終順位:13位
残留決定試合:2022年10月12日/J1第27節/湘南ベルマーレ戦(〇 1-0)

 2022シーズンのヴィッセル神戸は、アンドレス・イニエスタという世界的な大スターを筆頭に、大迫勇也や武藤嘉紀、山口蛍といった日本代表勢を数多く擁していた。だが、スタメン表の豪華さだけで勝敗が決まらないのがサッカーであり、神戸はよもやの大苦戦を強いられることになるのだった。

 シーズン中に指揮官が3回も入れ替わったという事実から、神戸がいかにもがき苦しんでいたかが分かるだろう。神戸がJ1リーグで初勝利を挙げたのは、開幕から実に12試合目。しかし、その後もチームは波に乗れず、最下位に沈む期間が長くなっていく。

 ようやくチームが本来の調子を取り戻したのは、4人目の指揮官として吉田孝行監督が着任してからだった。シーズン終盤には、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)によりスケジュール変更となった2試合を含め、2008年以来となる5連勝を達成)。この期間にJ1残留争いをしていたガンバ大阪やアビスパ福岡との直接対決を制したのが大きかった。

 結局、2022年10月22日に行われたリーグ第31節の清水エスパルス対ジュビロ磐田戦(△ 1-1)の結果により、神戸のJ1残留が確定。窮地に立たされた“和製銀河系軍団”は、シーズン終盤に見事な追い上げを見せて最悪の結末を免れた。

 同日行われた第27節・湘南ベルマーレ戦(〇 1-0)後、吉田監督が発した「こつこつ選手が頑張った結果が、最後のこの連勝に繋がっている」という言葉からは、泥臭く勝利を追い求めた華やかなスター達の執念が感じられた(2022年10月12日掲載/ヴィッセル神戸クラブ公式サイト「試合情報」より)。

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【了】
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