8位:アスルクラロ沼津
本拠地:愛鷹広域公園多目的競技場
測定地:静岡県賀茂郡
6月の合計降水量(平年値):298.1mm
静岡県沼津市を拠点に活動するアスルクラロ沼津。現在J3を戦う同クラブが、今回のランキングで8位に入った。
伊豆半島を南東に臨む沼津市は、1年を通じて温暖な気候である。降雨量も多く、静岡県賀茂郡を基準にすると6月の月間総雨量(平年値)は298.1mm。東京都の167.8mm、大阪府大阪市の185.1mmと比べると多雨な地域であることが窺える。
Jリーグ公式サイトによると、直近4シーズンに行われた6月の7試合のうち雨が2回、晴れが1回、残りはすべてくもりという空模様だった。空が踏ん張ってくれたとはいえ、不安定な天候に対する備えは重要であると言えそうだ。
とはいえ、アスルクラロのホームゲームの入場者数からは、天候による甚大な影響はそれほど確認できない。2024シーズンのJ3リーグ18節(くもり)は1,290人だったのに対し、15節のカターレ富山戦(雨)は1,520人だった。今季も第4節・栃木SC戦(くもり)が2,404人だったが、第13節・AC長野パルセイロ戦(霧)では3,302人を集めていた。
もちろん相手チームのファンベースの大きさにもよる可能性はあるが、天候にそれほど左右されない熱いサポーターを抱えている事実は、クラブに所属する選手やスタッフにとって心強い。
今季は14試合を終えた段階でリーグ19位と振るわないが、コンディションに関わらず応援に駆けつけるファンのためにも奮起したいところだ。
