フットボールチャンネル

Jリーグ 6か月前

6月は観戦困難!? Jリーグ、本拠地の降雨量ランキング6〜10位。梅雨の影響がデカいのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

7位:大分トリニータ

大分トリニータ
【写真:Getty Images】

本拠地:クラサスドーム大分
測定地:大分県大分市
6月の合計降水量(平年値):313.6mm

 九州は日本屈指の豪水地域である。梅雨の時期に低気圧や梅雨前線の影響をモロに受ける南部に比べると、北部が受ける降雨の影響は少ない。それでも本州と比較すると、同地域の雨のインパクトはスケールが違うと言って良いだろう。

 大分トリニータが拠点にする大分県大分市も、6月には平年で313.6mmもの雨が降る。平均的な千葉県千葉市の150.9mmと比較すると、その差は倍以上だ。

 同クラブの場合は本拠地・クラサスドーム大分が屋根付きスタジアムのため、雨の心配とは無縁に思われた。しかし昨年3月に屋根の開閉に関わるワイヤーロープの老朽化が露見して以来、その機能は不完全なものとなっている。

 5月18日に行われたJ2リーグ第16節、V・ファーレン長崎戦では試合前にクラブの公式SNSを通じて「可動屋根は、調査のため閉まりません」とアナウンスがあった。

 また、大分市では現在、新スタジアム建設の是非が問われている。現在の場所から移転することも含めて、目下議論がなされているところだ。近年では球技専用の競技場も増えているなか、様々な意見が飛び交っている。屋根の行方も含めて、議論の結末に注目したい。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!