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Jリーグ 6か月前

6月は観戦困難!? Jリーグ、本拠地の降雨量ランキング1〜5位。梅雨の影響を最も受けるのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

1位:鹿児島ユナイテッドFC

鹿児島ユナイテッドFC
【写真:Getty Images】

本拠地:白波スタジアム
測定地:鹿児島県鹿児島市
6月の合計降水量(平年値):570mm

 6月の気象データ上では、Jリーグ全60クラブの中で雨に見舞われる可能性が最も高いのは鹿児島ユナイテッドFCとなった。

 南北に長い鹿児島県(面積は全国第10位)の気候は、県内に3つの区分を内包している。北部の1月の最低気温は氷点下を下回るが、南部域は同じタイミングで菜の花が咲く。主に温帯と亜熱帯が占めているが、屋久島が誇る九州最高峰・宮之浦岳の山頂付近は年間平均気温が約6℃ほどの冷温帯の一面を持つ。

 鹿児島ユナイテッドがある鹿児島市は、温暖多雨気候に属している。冬は比較的暖かいが、梅雨シーズンにはその名の通り降雨量が国内屈指だ。6月の月間降水量は570mm。同じ時期の東京が167.8mmと考えると、そのスケール感が分かるだろう。『日本気象協会』の記録によれば、昨年6月の鹿児島市は30日のうち19日で雨が降った。特筆すべきは22日~29日で、この1週間はずっと傘マークが続いていた。

『気象庁』の発表によると、今年は5月16日ごろに九州南部は今年の梅雨入りを迎えたようだ。ほとんど時期を同じくして行われた鹿児島ユナイテッドのホームゲームにしてJ3リーグ第13節・福島ユナイテッドFC戦は、やはり強い雨に見舞われた。

 時計が進むごとに雨脚が強まっていったが、鹿児島ユナイテッドはこの試合に5-0で大勝。相手DFの山田将之が決定機阻止によって一発レッドをもらったが、目測を誤ったミスから生まれたものだ。雨の影響が全くなかったとは言えないだろう。

 なお、『気象庁』は九州南部の梅雨明けについて、平年ならば「7月15日ごろ」と伝えている。

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【了】

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