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Jリーグ 6か月前

「そこで腐ったら終わり」河野貴志はジェフ千葉で28番の思いを背負う。「鈴木大輔さんに頼りっぱなしではいけない」【コラム】

シリーズ:コラム text by 石田達也 photo by Getty Images

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ジェフユナイテッド千葉 最新ニュース

 明治安田J2リーグの第18節、ジェフユナイテッド千葉対レノファ山口FCはスコアレスドローに終わった。今季リーグ戦初先発となった河野貴志は、攻守で奮闘し2試合ぶりのクリーンシートに貢献した。元同僚の乾貴哉から受け継いだ「背番号28」の思いを背負ってポジション争いに挑む。(取材・文:石田達也)

急遽の出番となった河野貴志「いつ出番が来てもいいように」


【写真:Getty Images】

 首位・ジェフユナイテッド千葉と18位レノファ山口FCの雨中決戦はスコアレスドローに終わった。

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 攻守で存在感を発揮した河野貴志は「後ろの選手としてゼロで終われたことは、すごくプラスだと思いますが、千葉は勝たなければいけないチームなのでゼロに抑えたけど勝てなかったことは悔しいです」と振り返った。

 第2節のカターレ富山戦から鈴木大輔と鳥海晃司がセンターバックでコンビを組んできた中で、鳥海の欠場により急遽、回ってきた出番でもあった。

「いつも通りにと意識をして試合に臨みましたし、いつ出番が来てもいいように準備をしてきたのでメンタルを整えて臨めたことは良かったと思います」

 ここまで出場した6試合で19分の出場時間。7試合目の出場で初先発を飾った河野は味方とコンパクトな守備陣形を形成し、試合勘の鈍りを感じさせないプレーを披露する。

 両足で精度高いパスを蹴れるセンターバックはそう多くはないが、この日は特徴を生かし積極的にパスを前線へと供給。開始2分には対角線のフィードを田中和樹に通すと23分には河野のフィードを日高大が受けると風間宏矢がフリックし、田中が右足を振っていく。

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