「本当にショックは大きいですけど…」
札幌戦は豪雨の中試合が始まり、その後13分に雷のために中断となり、79分間の中断後に再開。再開後もずっと豪雨という厳しいコンディションの中での試合だった。結果的に後半は札幌にボールを保持される展開となり、88分札幌のコーナーキックからボールを保持され、MF宮澤裕樹の浮き球パスを受けたFWアマドゥ・バカヨコにゴールを許し、1-1の引き分けに終わった。
こうした結果に終わったことについて郷家は「札幌にボールを持たれる時間も長かったですし、仙台が取ったボールを相手に渡す場面もかなり多かったので、そこはちょっとこの2週間で見直して、修正して、次に向けてやっていきたいなと思います」と冷静に試合を振り返った。
ただ、冷静には振る舞っていたが、試合終盤で同点に追いつかれ勝点2を失った悔しさは当然持っている。
「気持ち的に本当にショックは大きいですけど、1年通すとこういう試合は絶対あるので、下を向いてる暇はありません。次、(リーグ戦は)大事なみちのくダービー(第19節モンテディオ山形戦)まで2週間空きます。僕らが下を向いているとチームが良くない方向に行くというのは分かってる。
まずはここを忘れて、天皇杯(2回戦カターレ富山戦)と山形戦に向けて全員で、今日(試合に)出てない人も、今日出た人も全員含めて、また顔上げてやっていきたいなとは思っています」
今後に控える大事な試合で勝利をおさめることを念頭に、気持ちを切り替えようと努めていた。