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なぜ呼ばれない!? サッカー日本代表に招集したかった5人。6月シリーズで選ばれても不思議ではなかった男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:佐々木旭

川崎フロンターレDF佐々木旭
【写真:Getty Images】

生年月日:2000年1月26日
所属クラブ:川崎フロンターレ
2025リーグ戦成績:17試合2ゴール1アシスト

 佐々木旭は、無名に近かったユース時代を経て、流通経済大学でトップ下からサイドバックにコンバートしたことで頭角を現した。4年次には関東大学サッカーリーグのMVPに選出され、2022年に川崎フロンターレでプロキャリアを始めた。

 プロ入り1年目から21試合に出場して存在感を示すと、出場機会の減った2年目を経て、3年目は完全なレギュラーとして1シーズンを戦い抜いた。そして4年目の今シーズンは、さらにインパクトを強めている。

 特に5月25日のガンバ大阪戦では、GKからのスローを受けて約80メートルを独走し、ラストパスを供給。まるで三笘薫を彷彿とさせるプレーに、SNSも大いに沸いた。1試合平均クロス数3.3本はリーグ10位と、攻撃面での貢献度も際立つ。

 さらに、5月31日のサンフレッチェ広島戦では後半アディショナルタイムに決勝点を挙げ、今シーズンの得点数を2に更新。プロ入り以来毎年1得点ずつを積み重ねていたが、キャリアハイを達成した。試合後、長谷部茂利監督も「常にチームを助けてくれる存在」と、クラブ公式サイトでその安定感を高く評価している。

 3バックを採用する森保ジャパンにおいて、4バックのサイドバックで活躍する佐々木の招集は簡単ではないが、現在の活躍を続ければ選択肢に入ってくるはず。今後のA代表入りを期待したい一人である。

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【了】

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