6位:町田浩樹(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ/ベルギー)
【写真:Getty Images】
生年月日:1997年8月25日
市場価値:1000万ユーロ(約16億円)
24/25リーグ戦成績:34試合1得点0アシスト
日本代表通算成績:17試合0得点1アシスト
今季ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズの90年ぶりとなるリーグタイトル獲得に貢献した町田浩樹は、日本代表の中でも着実に序列を上げている。
身長190cmの町田は大柄な選手が多いベルギーで磨かれた「パワー」と判断力を活かした「守備」に定評があり、空中戦などのフィジカルバトルでは高い勝率を誇る。トランジションの場面で前に出て相手FWを潰すプレーの質も高く、背後へのカバーリングエリアも広い。日本代表の中で最も計算できるDFの一人だろう。
今回の招集メンバーでは2番目に高くした「守備力」に加えて、レフティーならではの角度をつけた縦パスも彼の長所だ。コンパクトな振りでも味方選手の足下にピタリと届く鋭いパスが攻撃の起点となることも多く、5日に行われたオーストラリア代表戦では鈴木唯人のシュートシーンを演出していた。
この試合で負傷離脱をしてしまったため10日に行われるインドネシア代表戦の出場は叶わないが、出場する毎試合でアピールに相応しい活躍を披露しているのはポジティブな要素だ。冨安健洋や伊藤洋輝ら日本代表のセンターバックに怪我がちな選手が多いことを踏まえると、今後も序列の1番手になり続ける可能性がある。
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