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【写真:Getty Images】
森下龍矢がインドネシア代表戦へ抱負
サッカー日本代表は9日、あす10日に行われるFIFAワールドカップ(W杯)26アジア最終予選(3次予選)のインドネシア代表戦へ向けて調整した。今回、約1年半ぶりの招集となった森下龍矢は、ポーランドで培った経験を全力で代表活動にぶつけにいく。
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「本当に自分がポーランドでやってきたことを示したいという、そこだけですね」
森下はポーランド1部リーグのレギア・ワルシャワに加入して1年半プレーした。シーズン途中で加入した昨季はサイドバックやウイングバックでプレーしていたが、今季はインサイドハーフやウイングバックを主戦に攻撃的なポジションでのプレーが増え、公式戦51試合で14ゴール14アシストという圧倒的な数字を残した。
ポーランドでの充実の日々を「点を取らないと(自分の)ニュースは海を渡らないので(笑)。みんなに伝えたい、家族にも近況を報告したいという気持ちで毎試合やっていた」と冗談交じりに話したが、今回の代表活動では自分の力を試す良い機会になる。
「代表では以前まではいろいろなことを吸収してやろうとか、どちらかというと成長のために代表に行って、吸収して変えるみたいな感じだったんですけど、今回の代表は自分の力を試しにきたという意味で、点とかアシストとか目に見える結果だけを追い求めてプレーしたいなと思います」とこれまでとは異なる姿勢を見せている。
去年の元日に行われたタイ代表との親善試合以来、およそ1年半ぶりの招集となった森下。代表キャップ数はまだ2試合で得点を挙げてはいないが、当時は左サイドバックでの出場だった。今回の代表では、ウイングバックでの起用が濃厚だ。
「基本的にウィングバックは攻守両面ともフィフティー・フィフティーくらいでやらないといけないですけど、例えばトップ下の選手がワイドに開いたりしたときは、僕は逆にチームでやっている8番(中盤でゲームを組み立てる役割を担うMF)のポジションに入れたりする。以前よりももっと選択肢があるところを見せられるんじゃないかと思っています」
5日のオーストラリア代表戦では出場機会がなかったが、ポーランドで得た確かな手応えをもって、10日のインドネシア代表戦へ臨む。
(取材:加藤健一、構成:編集部)
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