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佐野航大がインドネシア代表戦へ意気込み
サッカー日本代表は9日、きょう10日に行われるFIFAワールドカップ(W杯)26アジア最終予選(3次予選)のインドネシア代表戦へ向けて調整した。今大会初招集となった佐野航大は、どんなポジションでも自身のプレーをみせ、少ないチャンスをモノにしていくことを誓った。
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W杯北中米大会(カナダ、メキシコ、アメリカ合衆国の3カ国共同開催)が1年後に迫ったタイミングでの選出だった。
「驚きはやっぱり大きかったです。でも、選ばれたからにはやるしかないし、チャンスなので、そこのチャンスを掴み取るかどうかっていうところで自分を見せてきました」
森保一監督は今回、7人を初めて招集し、新たな戦力の発掘とチーム全体の底上げを狙いとしている。それだけに、オランダ1部リーグのNECナイメヘンで万能MFとして台頭してきた佐野にとっては、またとない絶好のチャンスだ。
「真ん中で受けて、そこで前に入っていくプレーだったりとか、ボランチだったらいろいろボールを散らしながら前に当てる(プレー)だったり、そういうところですね。名波(浩)さんとか森保さんに言われているので、見せていきたいです」
そう自身の特徴を分析する佐野は、中盤より前のポジションであればどこでもプレーすることができる。ただ、自身はゴールに絡んでいける攻撃的なポジションでのプレーを希望している。
「自分がやりたいポジションって言えば、シャドーのところ。得点に絡んでいきたいので。試合状況によっては、しっかりボランチでできるのも見せていきたいです。でも自分の中ではやっぱり点が取りたいんで、ちょっと前のポジションがいいです」
21歳ではじめてA代表へ登り詰めた。今回の活動を通じて、これまで外から見ていた代表との違いも感じている。
「高いレベルでやっている人たちが集まってるので、高いレベルだなというのを感じました。外から見た印象はどのポジションでもスペシャリストがいるなというのを感じていた」
その現状を踏まえたうえで、佐野が代表で居場所を見つけるためにはどのように自身を磨いていくのかも考えている。
「ここっていうポジションを作らないといけないなとは思ってます。でもこういうアジア最終予選、ワールドカップとなってくると、いろんなポジションができる選手の価値が上がってくると思うので、自分のポジションを極めながら、そういうところの感覚も忘れずにやっていきたい」と自らの長所に磨きをかけながら、ユーティリティープレーヤーとしての可能性も探るつもりだ。
10日のインドネシア代表戦ではどのように起用されるのか。いずれにせよ、佐野のポリバレントぶりが代表メンバーに刺激を与えることになりそうだ。
(取材:加藤健一、構成:編集部)
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