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久保建英が発揮するリーダーシップ
サッカー日本代表は10日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選でインドネシア代表と対戦する。今回の代表活動では所属クラブでの稼働を考慮して招集が見送られた選手がいる一方で、レアル・ソシエダで公式戦52試合に出場した久保は招集された。経験の少ない選手が多い中で、森保一監督からはリーダーとしての貢献を期待されている。
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「そもそもリーダー気質じゃないと思っている」と久保は自身を評価するが、「リーダーとして何かを求められるなら、ピッチ内で見せたい」と意気込む。その姿勢は9日の練習でも見えていたようだ。
「今日の練習の最後でも、スプリントして戻ってディフェンスしたりとか、できることをやってたと思うので、そういったものを基準に頑張ってほしいと思います」
久保建英が日本代表に初めて招集された時期は吉田麻也がキャプテンを務めており、そのバトンは遠藤航に渡った。彼らの背中を見ながら、自分らしいリーダー像についても考えを巡らせる。
「すごく話しかけやすいっていうのは共通してましたし、誰とでも分け隔てなく接してくれるっていうのが新しい人からしたらやりやすいだろうなと思っていた。僕自身も分け隔てなく接する、話すっていうところの適性があると思ってる」
久保らしいリーダー像は、チームの潤滑油になるような存在のようだ。「喋るのは好きですし、人とコミュニケーションとるのは得意なので」と言い、チームメイトとも積極的に意見を交わす。
18歳で最年少の佐藤龍之介については、「18歳でA代表に入るのは凄いこと」と言い、「本当に昔の自分を見ているみたい」と、同じく18歳で日本代表デビューをしている自身と重ね合わせる。
「上から目線では話してないですけど、何か聞かれれば当然」とコミュニケーションを取っている様子。「佐藤選手とは(鈴木)喜丈の話題で盛り上がったりとか、いろいろ共通の話題があって楽しいですね」とも話している。久保が「僕のブラザー」だと言う鈴木喜丈は、現在ファジアーノ岡山で佐藤とともにプレーしている。
(取材:元川悦子、構成:編集部)
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