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【写真：Getty Images】

美しすぎるゴール

　明治安田J1リーグの京都サンガF.C.は12日、ポルトガル・プリメイラ・リーガのCDナシオナルへ期限付き移籍をしていたMF山田楓喜の期限付き移籍期間満了、ならびに京都への復帰が決まったことをクラブ公式サイトで伝えた。黄金の左足で芸術的なフリーキック弾を連発した山田は、再びJリーグで輝くことができるだろうか。

　今年1月にナシオナルに期限付き移籍した山田は、リーグ戦13試合に出場して1ゴール2アシストを記録。チームは18チーム中14位でシーズンを終えた。
　
　昨季は、東京ヴェルディでプレーした山田。21試合に出場して5ゴールを決めている。5ゴール中3ゴールはフリーキックから決めており、京都でもセットプレーから脅威となる姿が見れるかもしれない。

　山田が決めたゴールの中でも特に印象的なのは、昨年9月に行われた2024明治安田J1リーグ第31節東京ヴェルディ対サガン鳥栖の試合で決めた芸術的な一撃だ。

　東京Vが敵陣ペナルティエリア手前右でフリーキックを獲得すると、キッカーは山田が務めた。短い助走から放たれたシュートは、弧を描きながらゴール右上へと吸い込まれている。美しい軌道でゴールネットを揺らした、山田のスーパーゴールだ。

　20試合を消化した時点で、京都は10勝4分6敗の勝ち点34で2位につけている。首位の鹿島アントラーズとは6ポイント差だ。日本に復帰した山田が、首位争いで大きな力になることをサポーターも期待しているだろう。