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Jリーグ 2週間前

ジェフ千葉はこの悔しさから多くを学んだはずだ。呉屋大翔が明かす本音、天皇杯敗退を「重く受け止めなければ」【コラム】

シリーズ:コラム text by 石田達也 photo by Getty Images

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 ジェフユナイテッド千葉は11日、天皇杯JFA第105回全日本サッカー選手権大会2回戦でロアッソ熊本戦と対戦。1-1で決着がつかずPK戦に突入するも、敗退となった。リーグ戦でも苦戦が続く状況での天皇杯敗退は、J1昇格へ残り超えなければいけない壁の存在を気づかせてくれる。(取材・文:石田達也)

約2ヶ月ぶりのスタメン出場を果たした呉屋大翔「底力を示したかった」


【写真:Getty Images】

 天皇杯JFA第105回全日本サッカー選手権大会2回戦、ジェフユナイテッド千葉対ロアッソ熊本戦がフクダ電子アリーナで行われ、千葉はFW呉屋大翔のゴールで先制点を奪ったが、「結果につながらなかったのは“残念”の一言」と終盤に失点。延長戦でも決着が付かず120分の激闘も虚しくPK戦(4-5)で力尽きた。

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 呉屋は「切り替えるしかありませんが個人的にはすごいショックで、チームとしても何としても勝ちたかったので切り替えなければいけないんですけど……。結果を重く受け止めなければと個人的には思っています」と肩を落とし振り返ると「相手もメンバーが変わっていた中で、そういうチーム同士での試合はチームとしての底力が試されますし、そういう相手に対して日頃の練習や準備については自信をもっていたので、そういう底力を示したかったことが率直な思いです」と語った。

 リーグ戦では首位を堅持しているものの、ここ7試合は1勝4分2敗と思うように結果を出せず、独走状態であった状況も2位・RB大宮アルディージャ、3位・水戸ホーリーホックとの勝ち点差は2にまで縮まった。何が何でも勝ってリーグ戦への弾みにしたかったのが、この試合だった。

 それは熊本にとっても同じことでもあった。降格圏と僅か勝ち点1差の16位と苦しんでいるからこそ、きっかけにしたい一戦であり、勝ち星に恵まれていない両者が勝利を求め合う熱い戦いが幕を開けた。

 千葉の前線には3月30日の第7節ジュビロ磐田戦以来の先発となった呉屋が構えた。

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