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Jリーグ 2週間前

ジェフ千葉はこの悔しさから多くを学んだはずだ。呉屋大翔が明かす本音、天皇杯敗退を「重く受け止めなければ」【コラム】

シリーズ:コラム text by 石田達也 photo by Getty Images

約2ヶ月ぶりの先発。呉屋大翔が意識したのは…

「チームとしてリーグ戦に勝てていない中で、ここで結果を出していい流れを作りたいというところと、対熊本という意味では前回の対戦(0-0)で思うようにいかなかったので、前から行こうという意識でチャレンジをした試合でした」

 立ち上がりから千葉のプレスがハマると4分にMF杉山直宏のパスを受けたFW林誠道が相手キーパーを交わして放ったシュートはディフェンダーにブロックされる。呉屋はポストプレーから起点を作るなど躍動すると、20分にはMF横山暁之のヘディングシュートのこぼれ球に素早く反応しシュートを放っていく。

 好機を作る中でリズムが生まれ、スコアが動いたのは28分だった。左サイドラインでスルーパスを受けた林が、中央にクロスを送ると飛び込んできた呉屋が右足で押し込みゴールネットを揺らした。

 チームとしても是が非でも欲しかった先制点でもあり、呉屋自身にとって言えば3月16日の第5節愛媛FC戦以来となる3得点目。フォワードとしてはゴールから遠ざかっていたこともあり、喉から手が出るほど欲していた結果だった。拳を振り上げ飛び上がって喜びを爆発させるとチームメイトとハイタッチをして喜びを分かち合った。

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