小林慶行監督「得点を取ったことももちろんそうですが…」
「ミチ(林)からいいボールが来て、上手く合わせられたと思います」と得点場面を振り返ると「トレーニングをしている中でも距離感もよく、やりやすさはあったのでナオ(杉山)も含めてバランス的にも良かったと思います」と続けた。
その後も、呉屋は強度の高いプレッシャーをかけるだけでなく、2度追い、3度追いするなど前線からチームを牽引。小林慶行監督は背番号9のプレーについて「非常に良かったと思います。得点を取ったことももちろんそうですが、前線からの守備においてスイッチを入れていましたし、(呉屋)大翔のところでかなり収まっていたと思います」とコメント。さらに「非常に高いパフォーマンスだったと思います」と称えた。
1-0のままホームチームがリードし、ハーフタイムを迎えたのだが、後半はアウェイチームがペースを握る。74分にはFW塩浜遼にヘディングシュートを打たれるも千葉のGK鈴木椋大がセーブする。
嫌な流れは続き熊本に押し込まれ84分にコーナーキック(CK)を与え、立て続けとなった85分のCKからオウンゴールで失点すると、90分では決着が付かず延長戦へともつれ込んだ。
両チームが一進一退の攻防を繰り広げるなか、118分にFW田中和樹のクロスをDF植田悠太がヘディングで合わせたがクロスバーに嫌われ、PK戦へと突入する。