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FW渡大生がチームの2点目を奪取

　徳島ヴォルティスは15日、明治安田J2リーグ第19節で本拠地「鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム」にジェフユナイテッド千葉を迎え、3-3で引き分けた。この試合でチームの2点目を奪ったFW渡大生のゴールは、裏抜けからの見事なボールコントロールで奪った得点だった。

　5位徳島と前節終了時点で首位千葉との上位対決。23分に失点を許したホームチームだったが、34分に高木友也のゴールで同点に追いつくと、2分後には逆転に成功する。

　山越康平の背後へのシンプルなロングフィードに抜け出した渡は、あえて右足で浮かして、ヘディングで相手DFの前に入り込むと、最後はGKの股を射抜くフィニッシュでネットを揺らした。正確なボールコントロールとアイディアが生んだ圧巻のゴールだった。

　その後、40分と60分にゴールを奪われ、試合をひっくり返されたホームチームだったが、76分にカイケが同点弾を叩き込み、3-3で試合は終了。徳島はリーグ戦5試合負けなしとなっている。