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Jリーグ 6か月前

移籍するべき? J2、出場機会に飢える外国人選手5人。助っ人になれていない男たちとは?

text by 編集部 photo by Getty Images

MF:エカニット・パンヤ(タイ)

エカニット・パンヤ
【写真:Getty Images】

生年月日:1999年10月21日
所属クラブ:愛媛FC
2025リーグ戦成績:3試合0ゴール0アシスト

 現役タイ代表のエカニット・パンヤは、まもなく日本を離れるかもしれない。

 2015年に、下部組織時代から過ごすチェンライ・ユナイテッドでプロキャリアをスタートさせたエカニットは、その後タイ国内のクラブを転々とし、2023年夏に浦和レッズに期限付きで加入。Jリーグ初挑戦を果たした。

 しかし、タレント豊富な浦和ではなかなか試合に絡めず、初めてフルシーズンを過ごすことになった昨季はJ1で9試合の出場に留まった。監督交代もあった中、終盤戦はほとんどがベンチ外であり、選手にとっては屈辱的なシーズンになったと言える。

 浦和への期限付き移籍期間が満了を迎え、今季はJ2の愛媛FCでプレーすることに。ただ、ここでも苦しい状況は打破できておらず、最下位に沈むチームにおいて、ここまでリーグ戦の出場はわずか3試合。総プレータイムは131分という短さだ。

 出場した試合では、守備のタスクに追われ、なかなか本来の持ち味を出せずに苦しんでいる傾向にある。選手、クラブ双方にとって、理想的ではない状態が続く中、前半戦終了を迎えてしまった。

 愛媛FCへの期限付き移籍期間は7月31日までとなっている。延長の可能性は限りなく低いと言わざるを得ず、今夏の退団はほぼ確実だ。

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