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明治安田J2リーグは第19節が終了し、シーズン折り返しを迎えた。すでに上位と下位で勝ち点差が広がり、優勝争いと残留争いの参加者が明らかになってきている。そこで今回は、リーグ前半戦を終えてJ3降格の危機に瀕している5クラブを「降格危険度」で査定し、ランキング形式で紹介する。
※スタッツはJリーグ公式サイトとデータサイト『Transfermarkt』を参照。情報は6月18日時点。
5位:モンテディオ山形
監督:佐藤尽
J2リーグ順位:17位(勝ち点17)
J2リーグ成績:4勝5分10敗
未消化試合:なし
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降格危険度ランキング5位にはモンテディオ山形を選出した。チームは前半戦を終えて4勝5分10敗。勝点17でリーグ17位に沈んでいるが、本来なら残留争いに巻き込まれる戦力ではない。
今季の山形は、第1節のRB大宮アルディージャ戦を1-2で落とすと、続く第2節の水戸ホーリーホック戦、第3節のジェフユナイテッド千葉戦にも敗北し開幕3連敗スタートといきなり躓いた。
ただ、結果的にこの3クラブは現在の順位でトップ3に立つチームであり、山形の不調を表した結果とは言い難い。実際、第4節からのリーグ戦6試合は3勝3分という好成績で消化していた
問題は、その後のチームのパフォーマンスだ。第10節からのリーグ戦10試合は1勝2分7敗と失速。最後まで集中力が続かず、試合終盤に失点して勝ち点を取りこぼす試合が散見される。
それを象徴するのが「時間帯別失点数」のデータである。76分から試合終了までの時間帯における失点数は「9」にのぼり、リーグワースト2位の数字を記録している。また、後半アディショナルタイムの失点数「5」はリーグワーストだ。
先日行われた第19節のベガルタ仙台戦では3ゴールを奪ったものの、4失点を喫して敗北。「みちのくダービー」を浮上のきっかけにはできず、クラブは試合翌日に渡邉晋監督の解任を発表した。
昨季も山形は前半戦で苦しんだが、終盤に9連勝という驚異の追い上げを見せて、最終的に4位に食い込んだ。逆転力のあるクラブではあるが、今季もそれを再現できるとは限らない。終盤の試合運びを修正できるかが、残留へのカギを握るだろう。
