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木戸柊摩のプロ初ゴールは「そういうのが繋がってる」北海道コンサドーレ札幌ルーキー、20試合目で生まれた一撃

text by 竹中愛美 photo by Editor

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【写真:編集部】

大卒ルーキー木戸柊摩がプロ初ゴール

 北海道コンサドーレ札幌は18日、天皇杯2回戦で大分トリニータとホームで対戦し、PK戦の末に敗れた。下部組織出身で今季、大阪体育大学から加入したルーキーの木戸柊摩がこの試合でプロ初ゴールを決めた。リーグ戦では中々思うような結果を残せていなかったが、チャンスを活かした格好だ。

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 開幕戦でスタメンを張るなど、上々のスタートを切っていた木戸柊摩だが、リーグ前半戦を終えてここまで12試合に出場するも中々結果を残せずにいた。そのうち6試合に先発したが、3試合は前半までの出場だった。

「リーグ戦であまり(結果を残せず)、自分としては悔しい気持ちはずっとあったので、ここで1個振り抜いて得点取れたのは少し気は楽になりました。少し自信につながったんで、こっから乗っていけるように頑張りたいと思います」

 自身が望んでいた目に見える結果はうれしいプロ初ゴールで、JFA・Jリーグ特別指定選手時代も含めると、20試合目で生まれた。ペナルティーエリア(PA)よりもだいぶ前から放った見事なロングシュートだった。

「普段から自主練だったり、ずっとシュート練をしていて、毎回毎回試合でチャンスをもらってる中で、シュートチャンスを作り出せなかった。きょうはそのチャンスがあれば絶対に足を振ろうと思っていた。そういうのが繋がってるのかなと思います」と会心の一撃を振り返った。

 ただ、チームはこれでYBCルヴァンカップに続き、天皇杯も初戦で敗退。リーグ前半戦は13位。1年でのJ1復帰を掲げる札幌としては思い描いたものではなかった。

 後半戦に向けて繋がっていく部分を「こういう天皇杯とかカップ戦の中でチャンスをもらって結果を出せたこと」とした木戸。チームが上位進出へ巻き返していく中で自身も役割を果たしていきたいと決意を新たにした。

「攻撃の選手として得点やアシストは絶対に残していかなきゃいけないですし、きょうみたいにチャンスをもらった中で得点だったり、そういう目に見える結果を出し続けないと、やっぱりチャンスはもらえなくなる。そこは継続的にやりたいなと思います」

(取材・文:竹中愛美)

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