「気づかされるものがある」新加入選手たちが与える刺激
「宮くんも仁騎くんも後ろから声出してくれます。自分たちに足りないコミュニケーションのところはすごく充実させてくれる選手だと思うし、経験のある人たちなんで、後ろにいてくれるだけですごく助かるなというふうに思います」
今季からキャプテンを託された高嶺としては「チームの目標を明確にするところと、日々の練習が試合に出るので、練習の質を高めるところは意識して」やってきたという。だが、「やっぱ1人では(難しい)。それに乗ってくる選手が複数人いないとチームとしてうまくいっていかないと思う」とキャプテンとしてはまだチームを引っ張っていけていないと自覚している。
自身のキャプテン像は「プレーで引っ張るタイプ」だというが、ここまでやってきて思ったことがある。
「選手個人個人の立ち位置だったりとか、その試合に出れてない、出てるとか。年齢もそうですけど、そういうところをチームで統一するのはやっぱ大事だなとは思いますね。プレーで引っ張るだけじゃダメだなと思います」
5月6日のジュビロ磐田戦では失点後に選手を集めて話したり、全体練習後にはチームメイトと試合で出た課題を話したり、高嶺の行動に変化を感じる場面が増えたように思う。
「コミュニケーションのところは取るように最近はすごく意識してますね。チームで意思統一するところ、戦い方含めてそこは意識してやってはいます」
自身が気付いたこともあれば、周りから気付かされることもある。