フットボールチャンネル

Jリーグ 5か月前

あまりにガラガラ…。Jリーグ収容率ワーストランキング16~20位。“安定的な集客”に課題を残すクラブが多数

19位:福島ユナイテッドFC

福島ユナイテッドFC
【写真:Getty Images】

本拠地:とうほう・みんなのスタジアム
収容可能人数:5,710人
平均入場者数:1,894人
収容率:33.2%

 2024シーズンの好調に後押しされ、福島ユナイテッドFCは徐々に入場者数を増やしている。今季前半戦のJリーグ収容率ワーストランキングでは19位となっているが、2025シーズンも昨季を上回るような成績を収められれば後半戦で収容率をさらに上げることも十分可能だ。

 昨季、福島はホーム戦で平均入場者数1,800人を記録。これはクラブ史上最多の観客動員数だった。明治安田J3リーグのレギュラーシーズンを5位で終えてJ2昇格プレーオフ(PO)に進出したチームを現地で後押ししようと、多くの人々が本拠地『とうほう・みんなのスタジアム』に足を運んだ結果である。

 今季前半戦の平均入場者数は「1,894人」と、現時点では昨季以上の数字に。『とうほう・みんなのスタジアム』の収容可能人数は「5,710人」で、収容率は「33.2%」となっている。

 折り返し地点までの集客は上々に見えるが、課題も残る。4月23日に行われたリーグ第5節のアスルクラロ沼津戦では、ホーム戦にもかかわらず844人という寂しい客入りとなってしまったのだ。今季ここまでの最多入場者数である2,562人とは1,718人もの差があり、試合ごとの観客数のバラつきが激しい。今後は安定的な集客に力を入れていく必要がある。

 現在はJ3で9位という立ち位置だが、J2昇格PO圏内の6位・ギラヴァンツ北九州との勝ち点差は「4」。シーズン後半戦も熱い昇格争いに身を投じ続ければ、昨季の最多観客動員記録を更新することも決して夢ではない。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!