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【写真：Getty Images】

スーパーゴールを叩き込む！

　明治安田J1リーグ第22節、サンフレッチェ広島対名古屋グランパスの試合が28日に広島のホーム・エディオンピースウイング広島で行われた。試合は広島が1-2で敗れている。この試合では、広島DF新井直人が豪快なミドルを叩き込んで今季3点目を記録した。

　21分、名古屋GKピサノ・アレックス幸冬堀尾のロングパスからのこぼれ球に対して、広島DF荒木隼人が反応。胸トラップで収めようとしたが、失敗して後ろにそらしてしまう。これを見逃さなかったのが、FWマテウス・カストロだ。ボールをかっさらうと、そのまま独走してゴールを決めている。

　さらに、40分にもマテウス・カストロにゴールを決められて、広島はリードを2点に広げられてしまった。その後、ボールを支配して名古屋陣内に攻め込む広島だがゴールを奪うことができずに時間だけが過ぎていく。

　迎えた89分、新井が驚きの一撃で試合を動かした。ピッチ中央付近でボールを受けた新井は、名古屋DF陣が寄せてこないのを見てドリブルで前進。前方にはスペースがあったことも影響して、やや距離がある位置で左足を豪快に振り抜いた。新井のシュートに対して、ピサノが懸命に飛びつくも止めることはできずにネットを揺らしている。

　自身でボールを運びシュートまで持ち込んだ、新井のスーパーゴールだ。ホームサポーターのテンションがマックスになる一撃で1点を返した広島だが、反撃はここまで。1-2で名古屋に敗れて3試合ぶりの黒星を喫している。