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小松蓮の開幕戦のゴールに注目

　ヴィッセル神戸は4日、ブラウブリッツ秋田からFW小松蓮の完全移籍での加入を発表した。3連覇を目指し、徐々に優勝争いへ食い込んできた王者が獲得に乗り出したストライカーの今季のスーパーゴールをここで紹介する。その得点は、得意の左足で奪った見事なゴールだった。

　J2の舞台でＶ・ファーレン長崎のMFマテウス・ジェズスと並ぶ10ゴールを挙げ、得点ランキングトップタイに位置していた小松。10点中7点をヘディングで奪っていることから、ゴール前でのポジション取りや高さ、強さに注目が集まりがちだが、足元のプレーも上手い。

　それを証明したのが、FC今治とのJ2開幕戦。0-0で迎えた40分に背番号「10」が魅せた。高い位置でボールを奪った梶谷政仁のパスをボックス手前右で受けた小松は、左足のトラップから細かいタッチでシュートコースを作り出すと、左足でコントロールシュート。綺麗な弾道のシュートは、ゴール左に吸い込まれた。この1点が決勝点となり、秋田は開幕戦を制した。

　万能型の26歳のストライカーは、残りの試合でゴールを量産し、神戸を3連覇に導くような活躍ができるか注目だ。