7位:栃木SC
本拠地:カンセキスタジアムとちぎ
収容可能人数:2万4,670人
2024シーズン1試合平均:6,238人
2025シーズン1試合平均:5,472人
前年比:-12.3%
栃木SCは、2024シーズンにJ2で1試合平均6,238人を動員した。J3に降格した2025シーズンはここまで平均5,472人で、前年比12.3%の減少となっている。
ホームスタジアムには「カンセキスタジアムとちぎ」に加え、「栃木県グリーンスタジアム」も併用。開幕戦の高知ユナイテッドSC戦では6,521人を動員し、まずまずのスタートを切ったが、第10節までにグリーンスタジアムで開催された4試合の平均動員は3,049人と伸び悩んだ。
一方、第7節で行われた栃木シティとの「栃木ダービー」では、1万2,807人が来場し、今シーズンのJ3最多動員を記録。話題性のあるカードが集客に大きく貢献することを示した。
昨シーズンと比較して、数字上では大幅な減少に見えるが、2024シーズン前半戦の平均動員は5,247人。J2下位で苦戦していた当時と、J3中位で戦う現在とで、観客数に大きな違いはないとも言える。
なお、栃木SCは過去に2016、2017シーズンにもJ3を戦っており、それぞれ平均4,917人、5,147人を記録。J2での7シーズンを経て、一定のファン層を築いたことが数字からも読み取れる。
今後、成績次第ではさらに動員が伸びる可能性もある。もしシーズン後半に昇格争いに絡めば、昨シーズン残留のために声援を送ってくれたファンが詰めかけてスタジアムがより熱気に包まれるかもしれない。
