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Jリーグ 5か月前

注目度が低下…? Jリーグ、入場者数の上昇率ワーストランキング1〜5位。昨年より厳しいのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

3位:サガン鳥栖

サガン鳥栖
【写真:Getty Images】

本拠地:駅前不動産スタジアム
収容可能人数:2万219人
2024シーズン1試合平均:9,800人
2025シーズン1試合平均:7,620人
前年比:-22.2%

 サガン鳥栖の2025シーズン平均観客数は7,620人となり、前年から22.2%の減少。J2全体でも大きな下落幅を記録した。

 2024シーズンにJ1最下位でJ2降格となった影響が、観客動員にも色濃く表れている。開幕戦のベガルタ仙台戦では1万1,610人を集め、J1復帰への期待がうかがえたが、開幕から3連敗とつまずき、スタンドの熱気は一気に冷え込んだ印象だ。

 その後もJ1時代のような注目度は戻らず、第13節のジェフユナイテッド千葉戦ではタオルマフラー配布などのゴールデンウィーク企画で今シーズン最多の1万3,693人を集めたものの、人気クラブとの対戦以外で1万人を超える試合は難しい状況だ。

 鳥栖は2023シーズン、J1で1試合平均1万231人を記録。2024シーズンの9,800人は、2012年のJ1昇格以降でコロナ禍を除けばワーストとなった。J2降格後の今シーズンは、その水準からさらに2割減という厳しい現実に直面している。

 それでも、ホームでの戦績は決して悪くない。第21節終了時点で6勝3分け3敗。現在の順位は7位で、昇格プレーオフ圏も射程圏内にある。

 このまま上位争いを続けられれば、シーズン後半にかけて再び観客が戻る可能性は十分にある。ピッチ上での巻き返しが、スタンドにも波及するかが注目される。

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